点在する鉢植の構成が特長的なこの図柄は、昭和32年の新柄となっています。
三宝果は福寿三多ともいい三つの果実、即ち仏手柑、桃、柘榴のことです。
仏手柑と云うのは柑橘の一 種で熊手のような形をしている。
之は頭字を取って仏の手をも意味 して 「着手成春」などと題しているように手掛けた事が成就する吉兆とされている。
桃は生命の果実であり仙人の食物であるとされ長寿を表象している。
柘榴は中国の子孫衆多の故事から、子福者、子孫を意味しこれら三つの果実を一緒に描いた時には幸福 と長命と男系の子孫が沢山に生まれると云うことを意味している。
他の牡丹、蘭、梅、雷紋等の紋様も中国古来のものから取り入れて身近なものとして配されています。
山形緞通のじゅうたんは、
糸づくりから、染め、織り、アフターケアまですべて一貫生産でつくられます。
ひとつひとつ、丹念に。
糸から始まったじゅうたんは、職人の手から手に渡り、多くの工程を経て、出来上がります。そのじゅうたんには、職人の技術と思いが込められています。
「手織(ており)じゅうたん」
細かな設計図をもとに縦糸に糸を結びカット。1日に織り上げられる長さは7cm程度。その積み重ねで手織のじゅうたんが出来上がります。
「手刺(てさし)じゅうたん」
図案に合わせ、フックガンという工具で織る技法。手織に比べ、制作時間を短縮できますが、的確に柄を表現するためには打ち込む力やバランスを均一に保つ技術が必要です。
手織じゅうたんより安価でお求めやすいのが特徴です。
ブランド | 山形緞通 |
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色柄 | 三宝果(アイボリー) |
素材 | 羊毛100% |
産地 | 日本 |
サイズ | 78×140cm(マット部分) 房、片側約10cm |
注意事項 | 製法上、サイズ、色、柄の出方に個体差がございます。素材の特性上、色ムラ、織ムラ、スラブなどがありますのでご了承ください。 |